2024-09-09 00:00:00
諏訪子
meat

健康的な食べ物とは?

周りの誰もが「健康的な食べ物」が本当に何を意味するのか知らない事に驚き続けています。殆どの人に尋ねると、「野菜と果物」と答えます。しかし、その理由を尋ねると、何故そうなのか理解していない様です。

それでは、健康的な食べ物とは何か説明しましょう。定義は、ビタミンとミネラルの量が多く、抗栄養素の量が少ない程健康的です。実際、それだけのことです!

野菜は存在しない

ご存知かもしれませんが、スーパーマーケットで見る様な野菜は自然界には存在しません。全て人間が作った物です!殆どの物は遺伝子組み換えであり、他は選択的に育てられています。

果物は存在しますが、自然界ではスーパーマーケットで見られる物とは非常に異なり、その理由もあります。何故なら、人間は殆どの果物を自然から直接食べる事が出来ないからです。

植物の栄養に対する誤解を解く

ほうれん草が鉄分豊富だという話をよく耳にします。しかし、実際にはこれは事実ではありません。何故なら、ほうれん草に含まれる鉄分はヘム鉄ではなく、植物由来の鉄分であり、体内でヘム鉄に変換されなければ吸収されないからです。この為、ほうれん草に含まれる鉄分のうち、僅か2%しか吸収されません。変換率が非常に低いのです!しかし、それだけではありません。ほうれん草には危険な程多くのシュウ酸が含まれており、これが更に鉄分の吸収率を2%から0%に減らすだけでなく、体内にある鉄分を破壊してしまいます。更に、一日に4kgのほうれん草を食べると、大人の人間が命を落とす程の量になります。緑色の葉が危険な程有毒だと見なされる理由があります!

もう一つの例は、ニンジンです。多くの人がニンジンにはビタミンAが含まれていると言います。しかし、それはビタミンAではなく、ベータカロテンであり、体内でビタミンAに変換されて初めて吸収されます。しかし、ニンジンに含まれる抗栄養素の影響で、その変換率は21:1です。抗栄養素がなければ、変換率は12:1であったはずです。

シイタケにはどの肉よりも多くのビタミンDが含まれているので、ビタミンDが不足する事はないと言われますが、それは間違いです!何故なら、シイタケに含まれるビタミンDはビタミンD2であり、人間が吸収出来るのはビタミンD3だけで、変換は不可能です。ビタミンD3を摂取する唯一の方法は、豚肉や脂肪の多い魚、又はLDLコレステロールが豊富な食べ物を食べる事です。これは間違いではありません。LDLコレステロールはビタミンD3の前駆体であり、性ホルモンの調節にも関与しています!従って、例えビタミンD3をサプリメントで補い、1日中太陽の下にいても、LDLコレステロールを出来るだけ低く保っていると、ビタミンDは依然として不足します。

もしLDLコレステロールが高いなら、日光に肌をさらすだけで、LDLコレステロールがビタミンD3に変換されます。どのくらいの日光が必要かは、肌の色に依存します。北欧の様に肌が白い場合、1日2時間日光を浴びる必要があります。サハラ以南のアフリカの様に肌が黒い場合、6時間の日光が必要です。肌が暗い程、必要な時間が長くなります。但し、日焼け止めを使用せず、植物油や植物油を含む食品を摂取しない様に注意して下さい。これらは体を病気にし、日光にさらされると肌を焼くだけです。

植物にはどんな栄養素があるのか?

植物にはビタミンC、炭水化物、そして食物繊維が含まれています。食物繊維は人間を含む全ての哺乳類にとって消化不可能なので、そのまま直腸に向かいます。炭水化物は体内で糖に変わり、脂肪細胞に蓄えられて太る原因になります。炭水化物は全く必要のない栄養素です。ビタミンCはグルコースと競合する抗シュウ酸剤であり、肉食動物は肉しか食べない為シュウ酸を摂取しません。従って、そもそもビタミンCは必要ありません。

結局、残るのは空っぽのカロリーだけです。

その上、以下の栄養素はどの植物にも含まれていません:

  • ビタミンA
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • ビタミンD3
  • ビタミンK2
  • コレステロール
  • コラーゲン
  • ヘム鉄
  • カルノシン
  • カルニチン
  • EPA & DHA
  • クレアチン
  • タウリン
  • アンセリン
  • 亜鉛
  • 赤身肉、野生の魚、そして卵

    一方、動物性食品には100%吸収可能な栄養素が豊富に含まれています。少なくとも、生で食べれば100%吸収可能です。何故なら、調理によって栄養素が破壊されてしまうからです。200グラムの生リブアイステーキと5個の生卵黄だけで2日分の必要な栄養素が摂取出来ます。軽く調理すると1日分の栄養が摂取出来ます。

    227グラムの生リブアイステーキに含まれる物:

  • ビタミンB1: 1.4mg
  • ビタミンB2: 2.6mg
  • ビタミンB3: 12.4mg
  • ビタミンB5: 1.4mg
  • ビタミンB6: 1.4mg
  • ビタミンB12: 12.5 mcg
  • 葉酸: 22.6mcg
  • 亜鉛: 16.3mg
  • セレン: 93.6mcg
  • 鉄: 7.7mg
  • カリウム: 71188.3mg
  • リン: 687mg
  • マグネシウム: 72.3mg
  • 銅: 0.3mg
  • オメガ3: 1700mg
  • 牛レバーに含まれる物:

  • ビタミンA: 4968mcg
  • ビタミンB1: 0.2mg
  • ビタミンB2: 2.8mg
  • ビタミンB3: 13.2mg
  • ビタミンB5: 7.2mg
  • ビタミンB6: 1.1mg
  • ビタミンB7: 90mcg
  • ビタミンB9: 290mg
  • ビタミンB12: 59.3mg
  • ビタミンC: 1.3mg
  • ビタミンD: 6mg
  • ビタミンE: 0.4mg
  • ビタミンK: 3.1mg
  • カルシウム: 5mg
  • クロム: 45mg
  • 銅: 9.8mg
  • 鉄: 4.3mg
  • マグネシウム: 18mg
  • モリブデン: 57mg
  • リン: 387mg
  • カリウム: 313mg
  • セレン: 39.7mcg
  • 亜鉛: 4mg
  • コリン: 333mg
  • オメガ3: 7mg
  • オメガ6: 318mg
  • この様に、植物は健康的ではなく、肉こそが健康に良いのです!

    以上